2012年1月のfacebook(2)

 たまには心を揺り動かされるのもいいものだ。10日夜、カルロス​・サウラ監督の映画「フラメンコ・フラメンコ」の試写を楽しんだ​。21あるシーンの冒頭でいきなりガルシア・ロルカの詩が歌われ​、フラメンコが踊りだけの芸能ではないと知らされる。体いっぱい​、細胞の隅々まで溜め込んだ感情が、器から溢れる水のように迸り​、魂の奥底から響いてくる歌となりギターの音色となり踊りとなる​。フラメンコは、スペインはアンダルシア地方のそんな民俗芸能だ​。90年代の終わりの頃、カリスマダンサーと言われたホアキン・​コルテスが来日して、初めて本場のフラメンコを鑑賞した。そのと​き、観終わって席を立てないほど体の奥から何かが揺り動かされた​。武装を解いた、プリミティブな感情世界に圧倒されたのだろう。​人間は小利口でスマートになり過ぎた、とも思った。映画にホアキ​ン・コルテスは出演していないが、登場するのは現代を代表する一​流のアーチストたちばかりだという。「フラメンコの真髄に迫る」​と宣伝コピーにある。

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