[仕事納め]昨年のFacebookより

 

金正日が遂に死去! 外出できずテレビに釘付け。誰が後継者になろうが、余裕なく生きる一般国民には関心が薄い、というコメンテーターの言が耳に残った。国家はほどなく混乱するだろうか。「生きたい」脱北者の集団が、難民となって国境を越える事態に至るだろうか。とにかく目が離せなくなる。(12/19)

 

今年の紀伊国屋演劇賞個人賞にトラッシュマスターズの作演出家、中津留章仁さんが選ばれた。対象になった芝居は「黄色い叫び」(4月)と「背水の孤島」(9月)。幸い2本とも観たが、ともに3・11大震災の、前者は主に自然災害を、後者は主に原発事故を踏まえて、人間の実相をリアルな目で見つめた素晴らしい舞台だった。共感と笑いの心地よさだけでなく、自然災害と地方都市、これからのエネルギー政策など、深く考えさせられた。それにしても、3・11からほぼ1ヵ月後に「黄色い叫び」は上演された。稽古に最低1ヵ月は要するので、もの凄い集中力で脚本が書かれ、役者は役を自分のものにしたことになる。客席たかだか50から100程度の小劇場が今元気である。そして中津留章仁は追っかけ甲斐がある演劇人である。(12/22)

 

信仰は持てないでいるが、讃美歌は耳に心地よい。無意識下に「根源悪」の感覚があって、それが浄められる心地というわけだろうか。今夜は友人たちと東京丸の内OAZOのアトリウムコンサートを聴きに行った。友人が贔屓にしている(追っかけている)カウンターテナーの上杉清仁など、まさに天上の歌声に確かに癒された。(12/22)

 

多寡を問わず何らかの対価をいただくことが仕事だとすると、昨日が今年の仕事納め。小さなグループに朗読を教える仕事。現在、サン=テグジュペリ「星の王子さま」と石牟礼道子「苦海浄土」のそれぞれ一節を読んでいる。対照的な作品にみられるが、私には共通点が痛いほど迫ってくる。人間世界や自然世界への理想を語る強い意思だ。「星の王子さま」はまさにそれ故に永遠の愛読書と思う方が多いだろう。「苦海浄土」も、苦界を語ることで対極の理想世界を炙り出していることに気づかされる。朗読は結果として同じ文章を何度も読み、その都度新しい発見があり、生徒にも講師にも面白い。さて、今日から年末恒例の雑用に追いまくられる。(12/24)

  ・宇野 淑子

新たに友達登録して下さった石川友章先生は、西洋医学から東洋医学に宗旨替えした私の主治医です。中央区の八丁堀と高幡不動でクリニックを開いています。養生養生とあまり頻繁にのたまわるので、「究極の養生は永遠の眠りですね」と皮肉って苛めています。「俺はやぶ医者じゃない、土手医者だ」と自称するので、私は信用しています。意味おわかりですよね?(12/27)


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